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ソーラーネットは、家庭サイズの太陽光発電にかかわる技術を、主として未電化地区を多く抱える国々へ移転することを目的に、1995年に設立されました。具体的には、電気を必要とする地域住民自らが、太陽光発電を組み立て設置し、さらにはメンテナンスもできる技術を移転します。また、現地で手に入りにくい資材は日本から提供すると同時に、誰もがそうしてできたエネルギーを手に入れられる金銭的なシステムづくりや、現地の技術者の育成を支援します。 インドネシアでの活動のきっかけは、原発に反対する方法として宣伝用の太陽電池を送って欲しいとの要請をうけ、1994年に現地を訪れたことに端を発しています。その後、2年ほど日本から太陽電池の格安パネルを、タイ、ハイチなどの現地NGOに送る活動を行っていましたが、あるNGOに送った太陽電池が実際は使われずに放置されていることを知り、物を送ることのみの運動に限界を感じました。丸3年の間、現地で通用する技術を開発し、その移転を進めてきました。今では、グニのメンバーは、現地NGOと協力して、インドネシア各地で自分たちのつくった太陽電池とその関連機器を設置しています。そして単に設置するだけではなく、太陽電池やメンテナンスの知識を現地NGOに伝え、地域住民が自らそれらを管理できるようにしています。インドネシアのプロジェクトにおける我々の役割は、今ほぼ終了したと考えています。 しかし、ソーラーネットの活動は、まだまだ続きます。それは、自然を破壊することで成り立ってきた「文明社会」とは異なる、自然環境との調和を重んじた持続可能な社会を、地域住民自らの手でつくりあげる活動に協力することでもあります。これまでは、こういった思いに賛同した数人の意欲的なボランティアの働きと、いくつかの助成機関や民間からの資金的な支援により運営されてきました。そして、このインドネシアプロジェクトが一段落したのを機会に、別の複数の国にも関われるように、若いボランティアスタッフを育成する講習を始めています。 私たちの目指す道は、巨大資本や権力に依存せざるをえない「開発」ではなく、その地で暮らす人々がより自立していく方向なのです。 |
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